カリキュラムの特徴
大学院・大学・専門学校等の高等教育機関に進学するためのUIEC進学準備コースのカリキュラムは、2年次6月の日本留学試験 (EJU) と12月の日本語能力試験 (JLPT) の成果を優先させたカリキュラムであり、進学のための効果的な日本語教育と適切な進学指導を実施しています。
初級(JLPT-N4 相当)修了後は、中級の授業とより高いレベルの試験対策授業を並行して学習し、面接試験・口頭試問の練習を実施します。
介護分野・宿泊分野・外食分野・飲食料品製造分野に特化し、基礎的な日本語と各分野の専門的日本語の学習、特定技能評価試験合格を目指す授業も実施します。(FYI:MOJチャンネルによる特定技能制度の説明)
授業は、土曜日、日曜日、祝日、長期休みを除いて、1日4時間、年間授業時間数は 760~780 時間です。 ⇨ 詳しく見る
日本留学試験(EJU)について
EJUは、外国人留学生として日本の大学に入学を希望する者について、必要とする日本語力及び基礎学力の評価を行うことを目的に実施される試験です。国立大学の90.7%、公立大学の59.6%、私立大学の55.6%がEJUを利用し、スコアを有することで進学の選択肢を広げることができます。
また、国立の一橋大学や埼玉大学、私立の慶應義塾大学や法政大学など72校の大学院における計159の研究科で、外国人留学生の日本語能力を評価するためにEJUが利用されています。(2021年6月現在のデータ)
大学等に正規生として入学予定の私費外国人留学生を対象に、EJU成績優秀者の学習奨励費の予約制度があり、大学等入学後に最大1年間の学習奨励費を毎月受給できます。
日本語能力試験(JLPT)について
JLPTは、日本語の文字や語彙、文法についての知識と実際のコミュニケーション知識の活用を総合的に評価し認定することを目的とした試験です。
試験は、選択肢によるマークシート方式で行われ、N1~N5までの5段階で認定されます。
大学院入学の要件、就職の要件、特定技能1号の在留資格要件でJLPT合格成績が必要となる場合があります。